塾長ブログ

理科の教科書は、是非、図鑑感覚で ~文字だけで 覚えられる はずもなし~

教わる側から教える側に立場が変わると、
教科書の使用方法も変わります。
個人的に印象が大きく変わったのが理科の教科書です。
私にとって教科書なんてものは
小学生・中学生・高校生を通して
何の面白みも感じませんでした。浅慮でした。
理科の教科書、これは実に面白いものです。
何故あの頃気付けなかったのか。勿体ない。
まあ、勉強が好きではなかったからだとは思いますが。
タイトルにもありますが、理科の教科書は図鑑ですよ、図鑑。
1年生の教科書からして大地の単元で大興奮です。
プレートの動きの図とか見ると
「自分達の足元でこんなダイナミックなことが起きてんのか~」
と感動すら覚えます。
じっくり見ないと勿体ない。
そして、図やイラストは暗記にも役立ちます。
文字だけで暗記するよりイメージと一緒に覚える方が
早く覚えられるからです。
どの教科でも語句とイメージのセットで覚えるのがおススメです。

一方、日常生活で触れることが最も多い教科、
それが理科です。
物が燃えるのも理科、音が聞こえるのも理科、
冬に息が白くなるのも、息に含まれる水蒸気量と露点に関係しています。
教科書内だけで起きている訳ではなく
習ったことが日常で当たり前のように起きています。
そんなことを意識すれば理科嫌いも多少は治る
…と良いなぁ、と思いながら、
日々理科の解説を行っております。

最後まで御覧くださり誠にありがとうございます。