前回に引き続き、基礎固め・数学編です。
数学で必ず固めないといけない基礎は、
『言葉』です。
計算も大切ですが、その前に『言葉』です。(独断と偏見)
『自然数』『絶対値』『次数』『因数』『単項式』『結合法則』などなど
計算問題や文章題をノーミスでクリアしても
言葉の知識を問う問題で間違えると
とても悔しい思いをします。
また、「次の式の同類項をまとめよ」など、
基本問題なのに問題文の『同類項をまとめよ』の意味が分からず
せっかくのサービス問題を落とす。これもまた悔しい。
「計算しなさい」で良いのに何故に「同類項をまとめよ」なのか。
書き方ひとつで、やさしい問題も難問に早変わり。
よって、上記のような『意味が分かると簡単な問題』
にひっかからないようにするためにも
言葉の知識はしっかり押さえておきたいところです。
更にもう一歩進めて
『単元名から式や図』を、『その逆で式や図から単元名』を、
イメージ出来るようになると理解度が上がります。
『文字式に=(イコール)があったら→方程式』
『グラフに原点を通る直線が引いてあったら→比例』
などですね。方程式であることが分かれば
代入や移項が使えますし、
比例ならy=axを利用すれば解けます。
このイメージする方法は『検索法』と個人的に呼んでいます。
生まれた時から身の周りにスマホがあったスマホ世代におススメの勉強法です。
検索ワードを打ち込むと関連ページが出てくるように、
単元名から解法を導き出すイメージです。
もしくは、ウィキペディアを見ている時のように、
「円錐の体積を求めよ」
↓
○○錐の体積=底面積×高さ×1/3
↓
底面積は円の面積
↓
半径×半径×π
↓
半径と高さを見つけよう。
と関連語句から情報を繋げていきましょう。
辿り着いたところはゴールではなくスタートなのに御注意を。
よって、逆をたどれば答えになります。
個人的に『逆算法』と呼んでいます。
逆算法を使うには検索法を使わないといけないですし
検索法は言葉の知識がないと使えません。
という訳で、言葉の知識が重要になってくるのです。
その他、『図示法』『換言法』などがありますが、
どの解法を使いこなすにも、まず言葉の知識が絶対に必要です。
「数学だから計算」
ではなく
「数学だからこそ言葉」
を意識して勉強して欲しいと思います。
最後まで御覧くださり誠にありがとうございます。