中間テストが終わりまして、各生徒の直しも終わりました。
1問ミスで100点を逃した生徒もおりまして、
『ケアレスミスの撲滅』は全ての塾の課題であることを
改めて実感しました。
さて、このケアレスミス。
当たり前ですが、基本問題で起こりがちです。
送り仮名のミスや計算ミス、英単語のスペルミスなどですね。
ケアレスミスを極限まで減らすのに最も効果的と思われるのは…
『基礎固め』です。
そう、皆さんとっくに御存知の『基礎固め』です。
「やっぱそうやんなー」と共感していただけると幸いです。
では、具体的にどんな所を固めるといいのか、
私が考える「ここは必ず押さえたい」ところを記したいと思います。
まず、表題の国語から。
国語で必ず固めないといけない基礎は
『漢字』です。
「そらそうやで」と思った方、
共感をしていただけたら幸いです。
漢字の覚え方で最もポピュラーなものは
『ひたすら書く』です。私もやりました。
この方法で期待されることは
『手が覚える』ことです。
何度も繰り返し書いてきた文字は、
書いた時に少しでも間違いがあると違和感を覚えます。
漢字書いてて「ん…、何かちゃう?」ってやつです。
何か違うな…と思ったら、もう一度丁寧に書いてみましょう。
もう一つ、「こんな覚え方が…」と個人的に思った覚え方を。
オジンオズボーンの篠宮さんがやっていた方法です。
『颯爽』という感じの覚え方
『たち(立)、かぜ(風)、メメメメ、だーい(大)!』
おお!組み合わせると颯爽!これは凄い!
インパクト十分で何と覚えやすいことか。
ひと昔前の学校では
「こういう覚え方はしてはいけません。」
とか言われそうですが、
個人的には、覚え方に良いも悪いもないと思っています。
誰にも迷惑をかけないものでしたら
どんな方法だろうと覚えた者勝ちです。
覚えやすいやり方でどんどん覚えちゃいましょう。
「書き順が違うからダメ」
漢字を覚えてから書き順を覚えても良いので
問題ないかなと思います。
「二度手間になる」
なら、書き順は特に覚えなくても良いのではないかと思っています。
漢検5級までは書き順が出ますので、
漢検受検者は覚えた方が良いですが、
私自身、恥ずかしながら、
全ての漢字の書き順を覚えている訳ではありませんし。
後々、「こんな書き順やったんや」となった時、
更に記憶の定着にもなりますので、後回しでも良いかなと思います。
という訳で、漢字を覚えることが苦手な方は
インパクト十分な『分解暗記法』を一度お試しください。
あ、インパクト強めの覚え方で
『うんこドリル』もありましたね。
あれも凄い。
あのドリルは、小学生にとっては興味の塊です。
インパクトや関心は記憶の定着に非常に有効なので
使わない手はありません。
開発した方は正に天才。
シチュエーション別に同音異義語も覚えられるナイスなドリルです。
楽しみながら勉強出来る教材はとても良い教材です。
最後に、ちょっとしたコツとして、
『間違いポイントを意識する』
というものがあります。
先生が丸付けをする時も間違いポイントを見ます。
私が勝手に間違いポイントと言っているだけですが、
『結構な割合の生徒が間違える箇所』のことです。
例えば、『専』は右上に点は付きませんが
『博』になると点が付く、などです。
同じようでちょっと違う『徴』と『微』なんかも注意が必要です。
間違いポイントは、何百枚も採点をしてきた先生方にとって
注目するポイントでもある訳です。
漢字の練習中に
「ここ間違いやすいなー」と思ったら
そこがあなたの間違いポイント。
テストで間違わないようにしましょう。
以上、国語の基礎固めについて記述しました。
基礎固めはケアレスミスだけでなく、
必ず得点を取れる=安定した得点源
を増やすことにもなります。
前回のテストのリベンジを果たしたいと思っている方は
お試しください。
最後まで御覧くださり誠にありがとうございます。